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役割分担。

児童ポルノ画像を掲載したウェブサイトのアドレスを別のサイトで紹介した行為が、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)に当たるかが争われた事件の上告審で、最高裁第3小法廷は9日の決定で被告の上告を棄却したらしい。

懲役8月、執行猶予3年、罰金30万円の1、2審判決が確定するという。

決定は裁判官5人のうち3人の多数意見。弁護士出身の裁判官と裁判官出身の裁判官は反対意見で、「児童ポルノの所在地を情報として示すだけでは公然陳列に当たらない」と、ほう助罪の成立の余地を指摘し、審理を高裁に差し戻すべきだとしたそうだ。

同法違反に問われたのは、京都市の会社員被告(53)。1、2審判決によると、被告は2007年、共犯者の男(51)(有罪確定)と共謀し、男が運営していたサイトで、児童ポルノ画像を載せたサイトのアドレスを明らかにしたという。

3対2、かぁ…際どかったんだね。確かに、判断分かれるだろうな、と思う。

例によって、あまり詳しくは書けないが、、海賊版不法ファイルのネットUPも似たような構図になっている。
一つ一つの行為を個々に見ると、犯罪とは“言いがたい”グレーな役割をにないつつ、全体で見ると、明白な違法行為を形成している。
全貌を見えにくくしているのは、それらが複数人で行われ、相互に連絡を取り合っていない、あるいは連絡無しでも連携できてしまうことだ。もちろん、上の児ポの2人のように共謀している場合も多いのだろが、実際に捜査でも入らない限りわからない。

これらは本来、インターネットの最大の強みなんだけどなぁ。ご存知の通り、厳密な意味で“匿名”と言うことは無いのだが、やはり、摘発にいたる労力は、大変なものとなる。
いざ権力者が、ネット上の情報をコントロールしようとしても、なかなか思うようには行かんのは、こういった特性にあるとも言える。

だから本件も、以前であれば、「URLで逮捕かい!」と憤っていたところ。でも、ネット犯罪の被害者である弊会としては、「当たり前だろクズがぁ!」となる。

人類は、ネットという、素晴らしい“可能性”を手に入れたのに、自らの手で、どんどん、使いにくいものにしていくな。

アホですね。

英子sp6
画像は、令嬢教師・英子「淫縛折檻」より。犯し役も、みんなで役割分担。
[ 2012/07/12 22:31 ] 規制 | TB(0) | CM(-)