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伝統なぁ。

静岡県東部の中学校に勤務する50歳代の男性教諭が男子生徒から暴力を受けて全治1か月の重傷を負い、昨年12月、地方公務員災害補償基金静岡県支部に労災認定されていたことが県教委への取材でわかったらしい。対教師暴力の労災認定は珍しく、今年度はこの1件のみだとか。背景には増加する対教師暴力があるという。

県教委福利課などによると、教諭は昨年9月、男子生徒に個別の生徒指導をしていた際、生徒に右脇腹を蹴られ、肋骨(ろっこつ)を折る全治1か月の重傷を負ったらしい。教諭は、このけがを公務災害として11月に労災申請し、12月に認定されたそうだ。基金からは治療費などが支払われたという。

県内の教職員の公務災害は毎年100件程度で推移しているが、内訳は体育の授業中のけがや部活指導中のけがなどが多いらしい。児童・生徒からの暴力は「申請がないか、あっても年に1、2件程度」(県教委福利課)という。

2011年度に認定された公務災害は108件。このうち児童・生徒からの暴力は2件で、いずれも軽傷だったらしい。

県内の児童・生徒による対教師暴力は年々増加傾向にあり、深刻な問題となっているとか。06年度に16件だった小学校内での対教師暴力は11年度には約5倍の75件に増加。中学校での対教師暴力も増加を続けているそうだ。

県教育長は「最近の子供たちには、コミュニケーション能力の低下や我慢する力がなくなっているように感じる。個々の成長の過程を考えながら対応していくことが大事」と話しているらしい。

センセイも大変だな。
今は、先生が尊敬されない時代だからさ。ちゃまの傍若無人ぶりは昔の比じゃなかろう。この際、アメリカ並に警察を常駐させてもいいくらいだとやみげんは思ってるで。

対教師暴力は、子供だけじゃないぞ。怪物親の中にも手を出す輩がいるらしいからさ。もっとも、親の場合は、“やむにやまれず”手を出した、つまり教師の側に問題があることのほうが多い印象だから、ちゃまの暴力と同列には扱えない。

さてそれで、例の体罰自殺の件である。
前出の教育長の「最近の子供たちには~云々」を皮肉るわけではないが、教師の体罰という名の暴力は、「昔から、最近に至るまで」だ。

その後、徐々に事件の背景が伝えられているが、問題の高校は、かなり歪な力関係が存在してたらしい。クラブ活動については全くの治外法権で、校長の権限が及んでいなかった様子じゃないか。

橋下市長は、「桜宮高校の体育科の伝統は完全に間違っていた。これまでの伝統を断ち切る必要がある」との考えから、体育科などの入学試験を中止すべきだと主張しているらしい。

おそらく…ソレくらいの事をせんと、正常な組織に修正される事はないだろう。

対教師暴力は問題だが、直近でこういった暴力教師がクローズUPされると、同情する気持ちが薄らぐなぁ…要は、誰が振るおうと「暴力は良くない」という当たり前の結論に落ち着いた次第。

体育女教師「過剰体罰」
画像は、体育女教師「過剰体罰」より。暴力には暴力による報復が続くだけだ。
[ 2013/01/17 22:58 ] トンデモ教師 | TB(0) | CM(-)