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学校崩壊。

大津市で昨年10月、いじめを受けていた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、真相究明のため市が設置した第三者調査委員会が25日、市役所で初会合を開いたらしい。いじめの加害者とされる同級生3人を含む生徒への聞き取り調査を行うことを決めたほか、年内にもいじめの実態や市教委などの対応の問題点を洗い出し、再発防止策を盛り込んだ報告書をまとめる方針を確認したという。

冒頭、委員5人と越直美市長らが男子生徒の死を悼み1分間黙とうをしたそうだ。

大津市長は市教委のこれまでの調査について「ずさんで不十分だったことをおわびする」と謝罪し、「学校で何があったのかという事実の解明を一番の目的とし、自殺の原因を探りたい」とあいさつ。「悲劇が二度と繰り返されないように」という遺族の手紙を読み上げ、徹底した調査を求めたらしい。

この日、就任した委員は遺族側が推薦した教育評論家、弁護士、大学教授の3人と、市側が選んだ弁護士、大学教授の2人とか。

また、各委員は、いじめの実態を把握するには、生徒からの聞き取りが不可欠との認識で一致。精神的負担をかけないよう配慮することを申し合わせたらしい。個人情報を扱うケースも多いとして会合は原則、非公開にすることとしたそうだ。次回は26日。今後、月に2回程度のペースで開くという。

会合後の記者会見を見た。非常に地味な内容であったな。
やはり、事実解明には時間が掛かりそうだね。「人権に配慮」ってのは時間が掛かるものなんだな、そう改めて思った。事件前、事件後、被害者は人権無視の扱いだったわけだけどね。

事件そのものの真相究明はもちろんであるが、なぜ当地でこのような酷い隠蔽が行われたのかも解明していただきたい。

さて結局、夏休みの間もいじめの話が尽きなかったな。オリンピック、消費税、領土問題、いろいろあったけど、この問題が沈静化することはなかった。
「夏休みに入れば」
そう、淡い期待を抱いた関係者も多かったと思うが、おあいにくさまであった。

大津の事例を見て、妙な隠ぺい工作は、かえって事を大きくする事に皆が気が付いたからだろう。次から次に公になる。そして、そのたび引き合いに出されるのが大津事件だからな。

まもなく夏休みが終わる。
事情聴取される、当時の同級生達も大変。当時2年生、いまは受験生だからね。
その怨嗟の声は、加害生徒に止まらず、学校関係者、大人達そのものに向かうだろうな。
彼らの事を“傍観者”として糾弾する声もあるが、先生や、学校が当てにならないんだもん。そうならざるを得なかった状況も理解できる。加害生徒を除く、全ての在校生が被害者とも言えるわね。

すでに学級崩壊ならぬ学校崩壊してる、とも聞く。
こうやって、また次代のやみげん、そして黒い教室は作られるのである。

昭和ロマンチカ・歌処やみげん
今日は月末日曜日。ニコ生、今夜21時より一般枠で昭和ロマンチカ。
[ 2012/08/26 13:06 ] ちゃま | TB(0) | CM(-)