桃色学級日誌

東京都議会は30日、本会議を開き、築地市場の移転関連予算を盛り込んだ平成22年度の中央卸売市場会計予算案を民主、自民、公明などの賛成多数で可決。また、総額６兆2640億円の同年度一般会計予算案を可決し閉会したらしい。

築地市場の移転問題をめぐっては、最大会派の民主が用地取得費を削った修正案を発表。同会派と修正案提出を阻止したい自民などが水面下で交渉を続け、民主が主張する現在地再整備の再検討などの付帯決議を付けることで決着したという。

一方、子供の過激な性行為を描いた漫画やアニメなど「２次元児童ポルノ」の規制を目的とした青少年健全育成条例の改正案は継続審査となったとか。このほか、インターネットカフェの匿名性を悪用した犯罪防止を目的とし、利用者の本人確認などを義務付けたネット端末利用営業の規制条例案など、計136議案（中途議決含む）、２意見書、３決議を可決したという。

また妙な言葉を創ったよね…「２次元児童ポルノ」。一時の「子供ポルノ」のような無理矢理感があるぞ！
なんでもBSの番組で、東京都の副知事がある漫画を槍玉に挙げて規制の必要性を主張したそうな。攻勢を掛けてるねぇ～。作者はお怒りらしい；

このところ、地方での規制の動きがスゴイ。大阪も頑張るようだし、なんか連動してるよね。どうせ、水面下で動いてる連中がいるんだろう。
ゾーニングの問題に限っては、やみげんは反対なわけじゃない。そもそも完全18禁はすでにゾーニングされてるからね。ただ、とっても曖昧な基準で規制を進めようとする事には、恐怖を感じている。この手法がまかり通るなら、創作物はなんでも規制できてしまうぞ。

今のところ、とにかく網を張って個別に働きかけしていくしかないのだが、「創作物の規制は違法」といった法律でもつくらない限り、キリがなさそうだ。

なんかもう疲れてきた；
もっとも、それが狙いなんだろうけど。


画像は、「LITTLE ANGEL-兄コンプレックス-」より。明るい不道徳！