桃色学級日誌

福岡市教委が４月、市立小学校の全146校に、パンなど給食の残り物の持ち帰りを禁止する通知を出したことに対し、市教委に苦情など16件が寄せられていたことが分かったらしい。

苦情は、通知日（４月15日）直後から12日まで電話やメールで寄せられ、主な内容は「食べ物が傷んでいるかはにおいをかげば分かる」「学校で教えるべきで、もったいない精神に反する」などとか。

教育長は「大阪府堺市で96年、給食を食べた児童らが病原性大腸菌O157に感染したのを受け、文部省（文科省）が97年、衛生面から禁止基準を定めた。市では学校ごとに対応が異なっていたため、通知した」。禁止理由について「パンは給食時間中に食べることが前提で防腐剤が入っていない。品質保証期限は給食まで」と述べたという。

福岡市長は「個人的にはもったいないと思う。給食時間中に残さず食べてもらうことが大切で、食べる時間が短いのなら考えなければ」とし、時間延長も検討課題との認識を示したそうだ。

悩ましいねぇ～。とはいえ万一、食中毒なんか起こしたら、袋叩きだろうからなぁ。
世知辛い世の中だ。

大昔だったから、給食を残すと怒られる時代であった。
やみげんもパンが食べきれなくて、机の中に隠したり、持って帰ろうとランドセルにしまったりしたっけか。
でも、元来のだらしない性格もあって、机の奥に溜め込んでしまい、カビだらけにしてしまう...orz
あれって、やっぱり保存料が入ってなかった証拠だね。

拾ったネコを家に持って帰るのだけど、「そんなもの元に戻して来なさい！」と親に怒られ、途方にくれたあげく、秘密基地で飼うことにした子供たちは、必ず給食の残り物を餌として与えていた。
その当時のTVドラマとかで、よく見かけたシーンを思い出してしまった。

今時、見かけない泣けるシーンだ。



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