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ジャイアン

大阪市の橋下徹市長は22日、小中学生が目標の学力水準に達しない場合、進級を認めず留年させることを検討するよう市教委に要請したことを明らかにしたらしい。

同日開かれる市教育委員との意見交換会で協力を求める。義務教育課程での留年は法的には可能だが、実際の運用はほとんどないという。

市役所で報道陣の質問に答えた。橋下市長は、20日の読売新聞夕刊のインタビュー記事で、教育評論家の尾木直樹氏が学力の底上げ策として、小中学校での留年を提案したことに賛同する考えを示し、「学んだかどうかに関係なく進級させることで、かえって子どもたちに害を与えてしまっている。理解できない子にはわかるまで教えるのが本来の教育だ」と述べたそうだ。

義務教育での留年は、現行法でも学校長の判断で可能だが、学校現場からは「子どもへの精神的影響も大きい」との声があり、反発も予想されるという。

精神的、というよりは、“いじめ”を危惧するね。落第した児童はきっと孤独やぞ。ハンデ付き転校のようなもんだ。
その辺、児童ら、というよりは先生たちはちゃんと対処出来るんやろか?

小学校児童の、4月生まれと翌3月生まれの発育差は半端ない。
やみげんは、早生まれであるので、小学校の4年生くらいまでは「背の低い者順」の整列では、いつも前から2番目とか3番とかに位置していた。
当時は、その事になんの疑問も感じなかったが、今思うと、なんか無性に腹が立っている。マジでこの“年度制”は、なんとかならんのかね。

小学生は、どちらかというと力の世界だからな。弁が立つ、理屈が鋭い、よりは、腕力に優れたもののほうが生き易い世界である。優等生という、限られた安全席に座ることの出来なかった弱者は、強者の閥に属するか、道化に徹するほか生き残る道は無い。

やみげんは、決して身体の強い男の子でなかった。下の学年の4月生まれの児童と対等以上に張り合う自信は無い。
これで、“落第”という洒落にならない状況に追い込まれていたら、どうだったろう…今、こうやって生きている自信も、これまた無い。

逆に、4月生まれ、しかも腕力自慢で留年した児童は、引き受ける下の学年にとっては、脅威だろうな。
「こちとら、留年で心が荒んでるんだぜ!」
気に入らないことがあれば、およそ2年の体格差を活かした傍若無人な振る舞い。恐怖におののく下級生達。

まさにジャイアン。

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[ 2012/02/22 13:59 ] ちゃま | TB(0) | CM(-)