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善悪

米Googleは、検索トップページに「オンライン海賊行為防止法案(SOPA)」および「IP保護法(PIPA)への反対声明へのリンクを設置したらしい。

SOPA、PIPAの両法案は、アメリカで審議中の著作権保護に関する法案だが、その内容に問題があるとして物議を醸しているとか。米国映画協会、米国レコード協会などコンテンツホルダーは支援しているが、インターネット関連企業は強く反対しており、ホワイトハウスも両法案を支持しないと公式に発表しているそうだ。

インターネット上の仮想ストライキは両方案に対する抗議のために計画されているもので、すでに100以上の企業などが参加を表明。一定の時間、ウェブサイトを非公開にするなど、サービスを停止する。17日には、ウィキペディアもこのストライキに参加して24時間にわたりサービスを停止すると発表した。またFirefoxもこうした動きに同僚してストライキに参加することを表明しているという。

Googleでは「Please don't censor the web!」(ウェブを検閲しないでください!)というメッセージと共にリンクが貼られており、リンク先では反対署名への参加を呼びかけている。法案の審議は米国時間24日に行われる予定という。

このところ規制関連を追えてなかったが、しばらく見ない間に、こんな事になっていたのね。
やみげんも、そういった形であれネット規制をする事には反対である。

しかし、一方で海賊版の問題が深刻なことも身をもって知っている。奴ら、国境を跨いで、それぞれが少しずつ(黒に近い)グレー部分を担当しながら、全体として犯罪を構成しているからな。
詳しくは書けないが、摘発にはかなりの労力が必要となる。

だから、このテの法律の必要性は痛感している…痛感しているが。
日本の児ポ法改悪の動きなんかを見てると、まったく関係の無い目的でそれに便乗し、規制法案を成立させようとする、キ印なヒト達が多いのもまた事実なのである。

一義的には、海賊行為を行うクズ共が悪いに決まってる。こいつらが諸悪の根源である事は疑いようが無い。
しかし、それに便乗して、ネットそのものの規制をしたがる、キ印な連中も悪なのである。キ印だから、彼ら自身は「善い事」をしているつもりかもしれんが。

「善」の定義は難しいが、「悪」ならそこらじゅうに落ちている。
毎日が憂鬱である。

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(2009/06/11)
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[ 2012/01/18 20:02 ] 規制 | TB(0) | CM(-)