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吹奏楽部 その2。

部に属している生徒も、そしてそれを教える顧問の先生も、「なんで音楽部なのに、こんな体育会系なの?」と首を傾げながら、部活動しているのではないか。

吹奏楽にはある程度決まった楽器編成が必要なようだから、その中で人気、不人気の楽器も、きっとあるだろう。
部員同士で人気楽器の取り合いになったあげく、不人気の楽器を掴まされた生徒が、退部。これでは、吹奏楽部は成り立たない。

ホントは、それぞれの楽器には、それぞれの奥深さがあるんだけどね。まぁ、好き嫌いはあっても許されるやろ。

そこで、重宝されるのが、強固な先輩後輩の上下関係。先生は直接は無茶が出来ないからな。
辞めれば制裁、地獄の楽器練習からイメージすると鉄拳制裁もありえる。そして、その厳しい部活に耐えてきた、同輩の友人も一気に失うであろう事は、中学生にとっては、恐怖そのものであろう。
だから、気がついた時には、与えられた楽器に不満であっても、辞めるに辞めれなくなっているのだ。年に2回はコンクールをこなさねばならない。説得にそうそう時間もかけてはいられまい。

いつぞやのバンドアニメじゃないけれど。
不人気な楽器にスポットライトを当てた、漫画やアニメがヒットするといいね。いくらか、不満は解消されるはずだ。

と、ここまでは、やみげんの妄想である。多分…そんな事はないだろう。

ホントのところ、吹奏楽部の「体育会系」ノリは、軍楽隊から来ているのではと考える。

調べてみたら、日本の場合は、ペリー黒船来航で、初めて軍楽隊の奏でる吹奏楽を耳にしたらしい。

軍楽隊が吹奏楽である理由は、戦場での、太鼓信号、ラッパ信号とも関係するようだ。確かに、音の通りはよさそう。そもそもの音量という点では、弦楽器では太刀打ちできない。
やはり、軍隊の行進には、管弦楽より吹奏楽のほうが向いてるわね。

あと、弦楽器は、頻繁な弦の交換が必要だからさ。弾の飛びかう戦場にはやはり向かないと思われる。
「敵機襲来!」時に、のんびり弦を張り替えてはいられまい。

明治以降の、富国強兵政策を推進する中で、音楽教育、体育教育との密接な絡みもあるようだが、これは、自分の中で、まだ詰め切れていないので書けない。

吹奏楽部の、文化系の中にあって、あの一種異様な「体育会系」のノリは、これら“軍隊的なるもの”を踏襲したものなんだろう。

従って、楽器演奏を楽しみ、情操を豊にする、といった音楽教育の本来持つべき役割は、二の次になっているのではないか、との疑念もわく。
いや、吹奏楽が悪いのではない。良い曲はたくさんあるからな。やみげんもたまに聴く。
だから、ここでは吹奏楽部のあり方を問うている。

そのあたり。
当時、吹奏楽部内の陰湿なイジメを放置し、部活動とは全く関係ない、校内の合唱コンクールにまで、部員同士の不正投票を黙認した、顧問のT教諭に問いたい。全国コンクールで、何回優勝したかはしらんが、足元の教え子達が不幸であった事は消えはしない。
いや、Tに限るまい。未だに、このテの顧問が多いだろ?全国的に。

「お前らは、吹奏楽を通じて音楽の何を教えようとしたんだ?」

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