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灯り

さて、全くお金がないので、食料を買い込み、持久戦を展開している次第。

「後二日持つかなぁ、いや、後一日…」
と粘ってきたが、とうとう米櫃の底が見えたので、これは致し方なく、夕刻に近所のスーパーまで買出しに出かけた。

前に何度か書いているが、やみげんの住処は田舎であるので、“近所”と言っても、山道を歩いて片道1時間もかかってしまう。夕刻に、家を出発すると帰りは真っ暗闇の山道を戻る事になるのだ。
だから遅くなりそうな時は、いつも懐中電灯を持って出るのであるが、数日前に別で使った事もあって、その日は忘れてしまった。

夜の山道は久しぶりだ。前も、懐中電灯無しで夜道を歩いたが、「ホントに一寸先は闇」の箇所が幾つもあって危険極まりない。
元々、鳥目の傾向があり、また最近は老化で近くも遠くも見えなくなっているので、これは道を踏み外し、崖下に転落しないように気をつけねば、と思い米袋を背負って帰りを急ぐ。

ところが途中で。
なんとも歩き易く、闇に足の運びを慎重にせずに済んでいる事に気が付いた。「はて?目が良くなったのかしら」とも思ったが、取り立てて、目に良い事をした憶えは無い。

程なくその理由が、新しく道路灯が設置されていたからだと分かった。これにより、問題の暗闇の区間が無くなっていたのである。
いつ設置したんだろ?全く気が付かなかった;

夜、山道を急ぐ住人なんてそうそう居ないハズ。都会から見れば、きっと税金の無駄遣いなのだろうし、実際、道路灯設置事業者は既得権の中で恩恵に与かっているかもしれないが、田舎住人にとっては、ありがたいことです。
これで、万一の夜も安心だね^^

教育実習生物語「雨・濡らして…」sp02
画像は、教育実習生物語「雨・濡らして…」より。こちらは停電で真っ黒け;
[ 2011/03/07 18:00 ] 与太話 | TB(0) | CM(-)

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