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御覚悟召されよ。

28か国で活動するオンライン児童ポルノネットワークに対する捜査で、フランス、イタリア、ポルトガル、米国で10人が逮捕されたらしい。イタリア当局が8日発表したという。

「Operation Nanny(乳母作戦)」と名付けられたこの捜査はイタリア・フィレンツェの検察当局の指揮の下、欧州検察機関の協力を得て現在も行われており、さらに112 人が捜査対象になっているという。

リーダーとみられるのは52歳のイタリア人男性。1年に及ぶ捜査で押収された写真やビデオには、11歳未満の子供や赤ん坊が写っていたものさえあったらしい。

摘発されたネットワークはアルゼンチン、ベルギー、チリ、イスラエル、メキシコやサウジアラビアなど世界中に広がり、合計700人ものメンバーがいた。メインサーバーは米テキサス州ダラスに置かれていたそうだ。

捜査当局者は、児童ポルノが送信されたコンピューターのIPアドレスを追跡して所有者の特定に成功したと話している。700人のメンバーとは別に違法ポルノを閲覧した人数は数千人に及ぶという。

欧米の児童ポルノに対する嫌悪、憎悪はハンパないな。
多国間捜査は色々難しいイメージがあるけどね。児童ポルノは、取り締まられる側も、取り締まる側も、いとも簡単に国境を越えるところが興味深い。
早晩、日本の法律も整備されて、上のような報道に「日本」の文字を見る日も近いぞ。
法律に、漫画・アニメを含める、などというキ印な文言さえ入らなければ、正直、「御好きにどうぞ」と行ったところ。
ただ、この、“自分さえ良ければ”は、回りまわって、いずれ、こちらの首を絞める事になるわけだが。

さて、よく「海外サーバーだから、なにをやっても大丈夫」という話を聞く。この場合の「なにをやっても」は、少なくとも国内における違法行為の数々である。
しかし、厳密には、その発信元が日本である場合、やはり国内法が適用されるので、単に捜査の労力と、成果が見合わないと判断した捜査当局から「御目こぼし」してもらっているに過ぎない。つまり、「頑張って捜査するぞ!」という気になった場合は、やはり事件として彼らは動くし、一旦、動き始めたら、彼らは結果を出すまで頑張るぞ。それが、時に変な方向で頑張って、世間からの批判を浴びるわけだが。

そもそも、警察力を頼みにする以前。
やみげんが、関わった“事件”でも、一個人で、相当なところまで犯人を追跡することが出来たぞ。運良く、特定できて、直接、“犯人”に電話してやったこともある。相手、ビビリまくっとったで、一応、ITベンチャーを名乗る会社だったからな。表ざたになると…ねぇ。

わいせつ物頒布、著作権法違反、わかっててやってる人らは、気をつけたほうがええですよ。上の事例でも分かると思うけど、ネットの匿名性を過信せん事です。

次は、そちらに参ります。
御覚悟召されよ。

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[ 2012/03/09 19:19 ] 規制 | TB(0) | CM(-)