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学研のおばちゃん。

国際教育到達度評価学会は11日、小学4年と中学2年生を対象に昨春実施した国際数学・理科教育動向調査の結果を公表した。日本は中2の数学(5位)・理科(4位)は横ばいだったが、小4の算数(5位)・理科(4位)は過去最高点で学力が向上したらしい。専門家は「09年から先行実施された新学習指導要領で授業時間が増えた成果」と「脱ゆとり」教育の効果と分析。一方で、小4、中2とも「勉強が好き」など意欲や関心は国際平均を大きく下回り課題は改善していないという。

50カ国・地域の小学生約26万人と42カ国・地域の中学生約24万人が参加。1995年の第1回調査をもとに国際平均が500点になるように調整した。小4は算数が585点、理科559点となり、ともに過去最高。2007年の前回調査より算数で17点、理科で11点高くなったそうだ。中2の数学は前回と同じ570点。理科は前回から4点高い558点だったとか。小4の算数と中2の理科は前回から順位を一つ下げたが他は前回と同じだったらしい。

一方、「算数が好きだ」と答えた小4は「強くそう思う」「そう思う」を合わせて、国際平均(81.4%)より15ポイント以上も低い65.9%。「数学を使うことが含まれる職業につきたい」と答えた中2は国際平均(51.6%)より約34ポイント低い17.9%。また「理科を使うことが含まれる職業につきたい」と答えた中2は20.3%で国際平均(56.2%)より約36ポイントも低かったという。

よかったねー。
差別だなんだぁ、言われるけど、やっぱり“ゆとり”は、良くなかったと思う。わざわざ作ったゆとりの時間を、教師も生徒も親も使いこなせなかったからな。親の経済力が、そのまま教育の格差になっただけの20年だったと思う。
これぞ、まさに失われた20年だ。

(おそらく)次期首相となられる御方が、ニコ生のログイン画面で、「取り戻す(教育を)」と連呼しているが、「ゆとり教育」は、自民党も連立与党であった村山政権から導入された事を棚上げせんで欲しいな。忘れてるか、忘れたフリ、してるだろ、絶対。この罪は大きいぞ…もちろん、村山首相が、(当時の)社会党であった事を差し引いても、である。

さて、そう言うやみげんも理数系はとっても苦手であった。
昔、学研(現・学研ホールディングス)の「学習」と「科学」という教育雑誌があった。教育熱心な我が家は、不出来な息子であっても、この2誌を買い与えてくれていた。

他方、“おもちゃ”の類への出費は厳しく制限されていたからさ、科学の実験キットが楽しい「科学」の付録は、楽しいおもちゃだったわ。ただ、「科学」は付録ばかりが待ち遠しく、中身はほとんど勉強しなかったな。雑誌の中身を面白く読んだのは、文系の「学習」のほうであった。

大人になって、物理に興味を持った。
「数式が分からなくても~」を売りにした本は、それなりに楽しめるのだが、所詮「数式がいらない」ところまでの理解だ。先に進むためには、やっぱり数学の知識がないとダメらしい。

いわいる理数系だけでなく、論理立って物事を考えたり、哲学を学ぶのにも、必要らしいという事も、後になって気が付くんだよなぁ。
英語以上に「もっと勉強しておけば」の教科だね。

あ。今の話で、「学研のおばちゃん」という販売員を思い出した。CMもあったぞ。『学研のおばちゃん♪まだかなぁ~♪』ってやつ。

毎月毎月、配達してたなぁ…。
顔も思い出せないけど、彼女の訪問を毎月心待ちにしていた。

いつ頃から居なくなったのかね、彼女らは。
今日は、埋もれてしまった記憶に触れたね。

「放課後は全裸授業」フランス革命
画像は、「放課後は全裸授業」より。こちらは世界史の勉強。文系なんだけど。
[ 2012/12/11 23:12 ] 与太話 | TB(0) | CM(-)

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