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資格。

北海道教育委員会は3日、上川地方の小学校教頭(57)が校長の登用試験でカンニング行為をしたとして、停職3か月(信用失墜行為)の懲戒処分としたらしい。教頭は退職願を提出しており、道教委は受理する方針だという。

発表によると教頭は9月8日、旭川市で行われた学校長の採用候補者選考の論文試験で、自作の論文を表裏に縮小印刷した縦6.8センチ、横4.5センチの紙2枚を会場に持ち込み、試験中に見ていたところを、職員に見つかったとか。

教頭は持ち込みを認めたが「答案を確認するためだった」と話しているという。教頭がこの選考を受けるのは4回目で、年齢から今回が最後の選考機会だったという。

やっぱり、世間的に“ちゃんとしている”人らは、どこまでいっても試験があるんだな。生まれてから死ぬまで、とは言わずともリタイアするまで、ずーっと競争するのね。そして勝ち抜く為に、なにかしらの権威が用意した資格を手に入れようとする。
「資格も実力のうち」なので、有資格者は、たとえその資格が気休め程度のモノであっても、そこそこの安心感は得られたろう。
身体も精神も弱っちいやみげんは、本来、そういった資格に頼って生きるべきであったかもしれん。

さて、カンニングと言えばすごいの連中がいたね。

足利自動車教習所での、中国人カンニング事件。

その手口は、米粒大のワイヤレスイヤホンを耳の中に入れ、試験会場の外にいた主犯格の中国人の男から解答を聞くというもの。カンニングで免許を取得した中国人は約300人に上るとみられるそうだ。
試験後イヤホンが取り出せなくなり、知人から保険証を借り、病院に駆け込んで、事が露見したと言う。

言葉も不自由で、運転技術の全く無い連中が、車を運転してると思うとゾッとするな。
前出の教頭も、能力不足で校長に昇進して、生徒、教員を含め迷惑を蒙る人らがきっと居るわけだが、この運転免許のほうは、人の生死に直結するからな。こんなんに巻き込まれて、事故死とか、泣くに泣けんわ。当然、保険なんかも入ってないだろうし。
事件の全容解明と再発防止をお願いしたい。

それにしても、米粒大のイヤフォンとか、進化しすぎやろ。
こういった道具のおかげで、この先、あらゆる場面で、カンニングの成功率は上がるんだろよ。そうなると、試験なんてなんの意味もなくなるな。

現実に、全ての資格が価値を失う事は、無いんだろうけど、もしもそうなった時。人は、何を持って競争社会を勝ち抜くのだろうかね?
う~ん…やっぱり分かりやすいところで、お金なんやろな。

「お金、集めた者勝ち!」

現在でもかなり重要な序列基準なんだけどさ。
これを“品が無い”と感じるようでは、とてもとても剥き出しの実力社会を勝ち抜いてはいけぬのでしょう。

あーやだやだ。

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[ 2012/10/04 11:47 ] トンデモ教師 | TB(0) | CM(-)

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