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尻切れ。

香港中心部で29日、中国国民としての愛国心を育成する「国民教育」の導入に抗議する大規模デモが行われ、教師や学生、子連れの親などが参加したそうだ。主催者側は参加者が9万人に上ったと発表する一方で、警察は3万2000人だったとしているらしい。

妻と4歳の娘と共にデモに参加した男性は、「このような教材には反対だ」と述べ、国民教育が変更なしに導入された場合は転校または他国への移住も検討すると語ったとか。また別の女性は「洗脳教育を行ってほしくない」と述べたという。

香港の当局者は、国民教育は目安として使用されると強調。また、デモ開催を受け、国民教育の義務化を決定する前に、数年間にわたり同教育の導入プロセスを調査する委員会を設立すると明らかにしたらしい。

国民教育は、来年度から6歳以上の子どもを対象に導入されていく予定。当局側は国民の誇りと中国への帰属意識を養う目的だとしている。教材は34ページで、中国共産党による一党独裁体制を称賛する内容とか。粉ミルク汚染問題など否定的な出来事を扱う一方で、民主化運動が弾圧された1989年の天安門事件については触れていないほか、米国の政治制度については「社会混乱を生じさせた」と批判しているそうだ。

香港では、中国返還15周年を迎えた1日、民主的制度の後退などを懸念して中国政府の干渉に反対する大規模デモが開催され、約40万人が参加したという。

つくづく、教育って難しいな。
特に、「歴史」は、扱いが難しいみたいだね。教科書検定でも、問題になるのは歴史ばかりだ。その中でも、よく揉める近現代史。思い返せば、ろくに教えてもらえなかった。授業時間の関係で、「尻切れ」的に教わらなかったと、思い込んでいたが、実はそうではなかったのだ、と後年知った。

幕末、明治維新の激動は、非常にドラマチックで面白いし、そこまでは、口も軽やかに授業を進める先生達も、昭和に入ったところで、途端に、バタバタと、まさに逃げるように早送りで授業を済ませる。
代わりに、やみげんの時代であれば、新聞・TVが、よく言う「自虐史観」を植えつけてくれた。

今になって、攘夷、開国、富国強兵、その延長線上に、大東亜戦争があり、敗戦があったと理解する。歴史はまさに繋がっているのだ。単独で、その事象の功罪は判断できない。

近現代史を教えない事が、日教組の言う「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンに則ったものかどうかは不明だ。
しかし、大人になりアレコレ勉強始めると、よく言われる「自虐史観」の歴史とは、別な歴史が見えてくるのも事実である。

ホントは、その辺を読み解き、理解する力を育てた上で、大人の解釈付きの歴史ではなく、事実だけを教えるのがいいんだと思うんだけどな。
上の事例(天安門事件)のように、肝心な事を教えないという選択も、ある意味“洗脳”なんだと思うぜ。

この話題は、もう少し時間を掛けて、誤解の無いように慎重に書くべきなのだが、もう、今日が終わってしまう。
尻切れ…スマヌ。

暑中お見舞い2012TOTORO様
画像は、リンク先のTOTORO'S PAGE様より暑中お見舞い頂きました。ありがとうございます!
[ 2012/07/30 23:38 ] 黒い教室 | TB(0) | CM(-)

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