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惨状

鳥取県教委は来年度、外部からの苦情への対応に悩む学校現場の支援に本格的に乗り出す。弁護士や、校長を経験したOBに気軽に相談できるようにし、教師が子どもに向き合う時間を十分に確保するらしい。事例を蓄積し、学校間で有効な対応策を共有する仕組みも整えるという。

「担任を変えてほしい」「給食が子どもの口に合わない」「チャイムの音がうるさい」――。県教委によると、保護者や地域からの学校への要望・苦情は多岐にわたる。教師が対応に心身を疲れさせる例もあり、2009年度に心の不調を訴えて休職した39人のうち半数が苦情に悩んでいたそうだ。

そこで東、中、西部の弁護士1人ずつと契約し、電話相談に応じてもらう。アドバイザーとして校長経験者も3か所の教育局に1人ずつ配置。難しい事例に対しては、弁護士や医師らを交えた支援チームをつくり、対応策を考えるらしい。解決に至った<成功例>はデータベース化し、各学校から閲覧できるようにするとか。関連経費623万円を当初予算案に計上したらしい。担当者は「一番大切なのは、教師が子どもと向き合う時間。苦情対応を抱え込んでしまうのを防ぎたい」と話しているという。

まぁ、そのバカ親も教育の結果なのだが、そのバカ親を作り出したOB世代に問題が解決出来るとはどうしても思えない。現役引退後のていの良いアルバイトといったところか。

とはいえ、傍若無人なトンデモ教師以外の真面目な先生の中にはストレスで死んじゃう人も出てきてるからな。事態は深刻だ。
「教師はサービス業」という認識が広く浸透しだした現在、先生の感じるストレスは、接客業に従事する方々の感じるストレスと同質のものなのかもしれない。
社会経験が浅く、身分に守られている意識が有る分だけ、民間接客業より打たれ弱いかもしれないね。

田舎では相変わらず人気職種なようだが、東京の教員不足は、知恵をつけた怪物親の攻撃が田舎のソレよりも強烈だからだと聞いた。
導き出される志望動機の不純さに失望する一方で、命まで失うとなるとコレも仕方なしと思ったり。

今回の取り組みも、しょせんは「やらないよりはやったほうがマシ」な対処療法だ。何十年もかけてこの惨状に行き着いたわけだから、解決もまた何十年も掛かると想像する。いや、物事を創り上げていく速度は壊す速度よりも遅いからな。少なくともやみげん存命中に、より良い教育システムを目にすることはないと思われる。

由紀子×父兄sp2
画像は、「女教師×父兄」由紀子製作委員会より。先生大変!
[ 2011/02/25 18:00 ] バカ親 | TB(0) | CM(-)